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「かわさきソムリエ®」 ・・・ って何?

皆さんは「かわさきソムリエ®」をご存知でしょうか?多くの方がご存じないと思います。なぜならば、昨年に私が考案した造語だからです。

「かわさきソムリエ®」とは・・・

日本で唯一、川崎の専門家です。

 

1.考案の経緯

  • Youtubeで語りました(5分程度)

法律系資格予備校の伊藤塾で今年3月にyoutube収録したパネルディスカッションにて、「かわさきソムリエ®」について話しています。ぜひご覧ください。(1時間20分34秒の地点から5分程度)

第152回 明日の行政書士講座 「合格の一歩先に挑む行政書士が織りなす4つの物語」

2.小学校さんかんガイドへのお誘い

  • 川崎産業観光ガイド養成講座で次のステップへは進めず

私は昨年、川崎産業観光ガイド養成講座を受講しました。私は実力不足で次のステップへ進むことができませんでした。次のステップの進出者は、はとバス主催バスツアーのガイド(川崎工場夜景ナビゲーター)になるのを前提とした研修を受けることができるのですが、残念ながらその機会は得られませんでした。

  • ある時参加したミニバスツアーにて、小学校さんかんガイドへのお誘いが、、

しかし、別途定期的に参加していた「コアレックス三栄(株)」や「信号機材(株)」等のミニバスツアーにしていた時、アテンダントの方から「小学校さんかんガイドをやってみませんか?」と誘われました。
川崎市内の小学校3年生は社会科見学として、バスに乗っての川崎市内めぐりをします。
ある方と校長先生のご縁により始まり、(一部の小学校ですが)「川崎産業観光を支援する会」会員がボランティアで支援しています。
「小学生は面白い時も興味が無い時も反応がダイレクトだから、面白いですよ。」
「お金以上に得られるものがあると思いますよ。私はガイドを始めて人生が豊かになりました。」
確かに小学生社会科見学のバスガイドなど、やりたくてもやらせてもらえる機会がないかもしれない・・・
ひとまず挑戦してみることにしました。

さんかんガイドの証し、オレンジ色のビブス。
昨今、一般人の恰好で何の断りもなく小学校に入ろうものなら、「不審者」として通報されるケースもあるそう・・・

3.場数を積む

  • はじめはグダグダ

私にはもちろん実戦でのバスガイド経験はなく、大勢の前で話をする経験も多くはなかった為、はじめはかなりグダグダでした。先輩のガイドするバスへ同乗した初日。完全に見学者のつもりでいたのですが、川崎マリエンの展望台に登った時、案内役の一員として数えられてしまい、ぶっつけ本番でガイドすることになってしまいました(この時は本当に焦りました)。はじめは、何を話せば良いのか、ネタが思いつきません。「何か話さないと!」考えるばかりで頭が真っ白になってしまいます。冷や汗を何度かかきながら、搭乗経験を増やしていきました。2回目搭乗(バス案内初挑戦!)の時には、後ろに座っている子が「だんだんテンション下がってきた~」とぼそっと呟いているのが聞こえました。その時に感じた自分の無力感と悔しさは、今でも忘れません・・

  • 先輩のやり方を参考に

    何回も搭乗する中で、先輩ガイドのやり方を見せていただく機会が増えていきました。印象的なスポットの写真を見せながら解説する。小学生に「次は何処に行くのかわかる~~?」と質問をする。話に詰まったら、生徒達に校歌を歌ってもらう。まもなく開催予定のイベントを話題にするなど。「かわさき2020」という副読本を貸してくれる先輩も居て、本当にありがたい限りです。私も川崎市の地図を大きく印刷したり、川崎大師で「ひらまくん」が印刷されたファイルを購入したりしました。

      • 川崎大師大開帳奉修、川崎市市制100周年

        奇しくも、今年5月は•川崎大師大開帳奉修がありました。

    • また、7月1日は川崎市市制100周年で、6/29にブルーイパルスの展示飛行がありました。

実際に現地へ足を運び、私が話せるネタを増やしていきました。

 

  • 準備が楽しくなってきた

    話せるネタができてくると、「何を話そう?」という不安が「どこで話そう?」という楽しみへ変わっていきました。「朝に競走馬が横断歩道を渡るスポットがある」と知ると、自転車で写真を撮りに行きました。私が実践でガイドする2回目搭乗の前夜は心理的に不安でしたが、5回目搭乗の前夜はワクワク感に変わっていきました。

4.「川崎で頑張る人達を応援する!」行政書士として支援できることの気づき

  • 川崎を知ることは楽しい!

    5回目の搭乗にして初めて、私の想定台本通りに案内ができました。この日は最初の発声時から、イケそうな気がしていました。多摩沿線道路を走りながら、先輩お手製の「かわさきミッション7」というシートの説明をし、等々力で川崎飛躍祭の話をし、およそ20年前に丸子橋付近に出没したアザラシ「タマちゃん」の話をし、武蔵小杉タワーマンションの話をし、川崎市立総合科学高校(古くは”土手高”)の話をし、、

ミューザ川崎横でバスを降りてから徒歩で移動中、驚くべき光景を目にしました。男子が隣の子に向かって「学校の授業でこんな楽しいことってある~~!?」と叫んでいたのです。感無量でした。

 

    • 「工場で働きたいな」

      千鳥町に入って日本触媒のプラントが近づいてきた時、「ここは夜に来た時も綺麗で、『工場夜景の聖地』と呼ばれています」という説明をしました。それを聞いた男子が、「それなら、ここの工場で働こうかな~。毎日夜景が観られるでしょ?」とつぶやきました。
      そうだよ!君たちにはいろんな可能性があるんだよ!
      私の頭の中で「さんかんガイドとしての活動」と「私が行政書士であること」が、まばゆい光を放ちながらつながりました。

  • 「川崎で生活し働く皆さんを支え、ともに川崎を盛り上げます」宣言

    川崎市内をめぐり終わってバスが小学校に到着する直前、まとめとして小学生達にこんな話をしました。
    「今日は一日楽しくガイドさせてもらいましたが、印象に残っているのは『夜景の見える工場で働きたい』という一言です」

    (「あれ、僕の事だ!」という返事)

    「皆さん、大人になったら何をしたいですか?」

    (「お菓子屋さん!」 「プロ野球選手!」 「先生!」 etc.)

    「自分がやりたいことを実現できたらいいよね!」
    「最初『かわさきソムリエ®』です、と自己紹介しましたが、普段は私、行政書士をやっています。もし君たちが大きくなってお店を開いたり、会社を作るといった時がくれば、お手伝いすることができます。今日君たちが感じたワクワク感を大切にしながらこれから沢山遊んで沢山勉強してください。夢は叶います。新たなことに挑戦してください。君たちが大きくなり、例えば役所に何かの申請をする必要があった時に『かわさきソムリエ®』なんて言っている人がいたことを思い出してくれたらうれしいです。また再会できる日が来ることを願ってます!」

5.未来の川崎市を見据えて

  • 川崎市内の小学生たちに望む未来像

    私は行政書士です。今、専門は相続遺言と決めています。
    ただ少子高齢化の現在、これから若い世代が活躍していく場をどんどん作っていかなければ、川崎に住もうと考える人は居なくなり人口は流出し、ジリ貧となってどんどん衰退していってしまいます。
    川崎市の人口は現在約150万人。2028年には京急川崎駅近辺にあらゆるジャンルのエンタメが集まるアリーナが建築予定です。「多摩川対岸での花火を昨年できたばかりの川崎市役所本庁舎展望フロアから観るイベント」等、ちょっとしたたかな(笑)企画を考える発想豊かな人材もいます。私は川崎の未来を信じて共に歩みます。

 

  • 川崎の歴史や魅力を内外に発信していきます

    関東厄除け3大師の一つ「川崎大師」、「世界で一番短いエスカレータ(ギネス記録)」、当時珍しかったハロウィン文化を広め、2021年に役目を終えた「かわさきハロウィン」など、川崎には他に誇れる歴史や産業観光資源が沢山あります。「かわさきソムリエ®」としてこれからも、川崎の歴史や魅力を内外に発信していきます!

  • ※プロジェクトがもう少し固まりましたら、ご案内します。お楽しみに!

 

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